【購入の流れ】申し込みから契約まで何をする?必要な期間と「諸費用」を完全ガイド

「いい物件が見つかったら、すぐ買えるの?」 「物件価格以外に、いくら現金を用意すればいいの?」

不動産購入は、人生で最も大きな買い物です。しかし、初めての方にとって、その手続きやお金の流れはブラックボックスになりがちです。

契約の直前になって「手付金が足りない!」「書類が間に合わない!」と慌てることがないよう、全体のスケジュールと資金計画の全貌を、プロの視点で詳しく解説します。

購入から引き渡しまでの「5つのステップ」

STEP
購入申し込みと条件交渉

気に入った物件が見つかったら、「不動産購入申込書(買付証明書)」を提出します。
これは「私はこの物件をこの価格で買いたいです」という売主様への意思表示です。

プロのポイント:価格交渉や引渡し時期の相談は、このタイミングで行います。人気物件は「早い者勝ち」かつ「条件が良い人(ローン事前審査通過済みの方など)」が優先されるため、事前の準備が重要です。

STEP
重要事項説明・売買契約

申し込みから1週間程度で契約に進みます。

まず宅地建物取引士から「重要事項説明(物件の法的な制限やリスクの説明)」を受け、納得した上で「売買契約書」に署名・捺印します。
この時、証拠金として「手付金(物件価格の5〜10%程度)」を支払います。
これ以降、買主都合でキャンセルする場合は手付金が戻ってきませんのでご注意ください。

STEP
住宅ローンの本申込み

売買契約を結んだら、銀行へ正式なローンの申し込みを行います。審査期間は通常1〜2週間です。

もし審査に落ちたら?:契約には通常「ローン特約」が付いています。万が一審査に通らなかった場合は、手付金が返還され、白紙解約できる特約ですのでご安心ください。

STEP
金銭消費貸借契約(金消契約)

ローン審査が承認されたら、銀行と「お金を借りる契約」を結びます。
金利タイプ(変動・固定)の最終決定や、返済口座の設定を行います。
通常、平日の銀行営業時間内に行う必要があります。

STEP
決済・引き渡し(ゴール)

銀行から融資が実行され、売主様へ残代金を支払います。
同時に、司法書士が「所有権移転登記」を行います。
これらが完了して初めて、鍵が引き渡されます。晴れてマイホームの誕生です!

物件価格以外にかかる「諸費用」の内訳

物件価格の他に、一般的に「物件価格の7%〜10%」程度の諸費用がかかります。
(例:4,000万円の物件なら、約300万円前後が目安)

何にいくらかかるのか、主な内訳を見てみましょう。

費用の項目金額の目安どんな費用?
仲介手数料(物件価格×3%+6万円)+税不動産会社への成功報酬。契約時と決済時に半金ずつ支払うのが一般的です。
印紙税1万円〜3万円契約書に貼る税金です。
登録免許税数十万円土地や建物を自分の名義にするための税金(登記費用)です。
司法書士報酬10万円前後登記手続きを代行する専門家への報酬です。
ローン保証料数十万円〜借入額や銀行により異なります。金利に上乗せして支払う(0円にする)方法もあります。
火災保険料15〜30万円建物の構造や補償内容、契約年数(最長5年)によって変わります。
固定資産税(日割)数万円〜引渡し日を基準に日割り計算し、売主様に精算します。

【重要】「現金」はいくら必要?

よくある誤解ですが、「諸費用ローン」を使えば、自己資金0円でも家は買えます。
しかし、手続きの性質上、「一時的に現金で支払わなければならないタイミング」が必ずあります。

  • 手付金(契約時) 物件価格の5%〜10%が相場です。例えば4,000万円の物件なら、200万〜400万円の現金が必要です。 ※これは代金の一部に充当されますが、契約の日に現金振り込みが必要です。
  • 仲介手数料の半金(契約時) 会社によっては契約時に半分の支払いを求められることがあります。
  • 契約書の印紙代(契約時) 数千円〜数万円の収入印紙を現金で購入する必要があります。
プロからのアドバイス

「手付金を用意するのが難しい」という場合でも、手付金の額を減額交渉したり、親御様からの贈与を活用するなど、方法はいくつかあります。諦める前に一度ご相談ください。

まとめ:全体の流れと資金計画を把握しよう

不動産購入は、スケジュール管理と資金管理が成功の鍵です。

どのタイミングでいくら必要なのかを事前に知っておくだけで、精神的な余裕が大きく変わります。

and ESTATESでは、お客様一人ひとりに合わせた「資金計画書(シミュレーション)」を作成し、「いつ・誰に・いくら払うのか」を明確にご説明しています。

お金への不安をクリアにして、楽しく物件探しを始めましょう。

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